ローンの種類

住宅ローンは最長35年で金利が安い、これは今までと同じですが

リフォームローンといえば最長10年、金利は住宅ローンよりやや高めといった従来のリフォームローンのイメージがありますが、現在のリフォームローンはどんどん新しいものが出てきています。

リフォーム付き住宅ローンや、借り換えもできたり、リフォーム資金で1%を切る低金利商品など
現在では様々な選択肢があります。

返済期間 審査基準金利
住宅ローン最長35年「借入時年齢」「完済時年齢」「返済負担率」
「勤務年数」「年収」「担保評価」など
審査期間は長め。
「固定金利型」「固定選択金利型」「変動金利型」から選択できることが比較的多い。
リフォームローン半年~10年「借入時年齢」「完済時年齢」「返済負担率」
「勤務年数」「年収」「担保評価」など
住宅ローンと比べて審査は短め。比較的通りやすい為、借入限度額が少なめ。
「変動金利型」(年2回金利を見直し)
リフォーム付き住宅ローン10年~40年以内「借入時年齢」「完済時年齢」「返済負担率」
「勤務年数」「年収」「担保評価」など
審査期間は長め。
「変動金利型」または「固定金利選択型」

金利の種類

内容メリットデメリット
変動金利型市場金利に連動し金利が変わる。
年2回金利の見直しが行われる
市場金利が下がると返済額も少なくなる。市場金利の状態により対応が必要。
市場金利が上がると返済額が多くなる。
固定金利型返済額が毎月固定毎月の返済額が固定なので資金計画を組み立てやすくなる。借入時の金利が高くなる。
固定金利選択型完済までの期間により金利が変わる。
期間が短くなるほど金利が低い。
返済期間を決めれる。返済期間終了時ローンが残っていれば、再び返済のタイプを選択しなければならない。

融資の種類

運用元金利
民間融資銀行や信用金庫・JA・生命保険など民間の金融機関公的融資に比べるとやや高めだが、商品ごとの差も大きい
公的融資都道府県や市町村など地方自治体民間融資よりは低金利になりやすく商品ごとの差も小さい
フラット35住宅金融機関と民間金融機関全期間固定金利

民間融資

公的融資との大きな違いは銀行や信用金庫・JA・生命保険・クレジット会社などさまざまな金融機関が取り扱っているため選択肢が豊富です。

固定金利型や変動金利型があり、業者によって独自の金利キャンペーンを行うこともあります。

また金融機関から融資審査や、保険会社から保証審査を受ける必要があります。

審査結果次第ではありますがローンが通らないこともあります。

公的融資

公的融資は財形住宅融資自治体融資の2つに分かれます。

・財形住宅融資

勤務先で1年以上財形貯蓄をしている労働者が対象になります。条件を満たせば貯蓄残高の10倍の額、最高4000万円までの融資が可能で、フラット35や民間融資との併用が可能です。

・自治体融資

都道府県や市町村が独自に展開してる住宅ローンですが、すべての自治体が行っているとは限りません。

金利については民間融資より有利であることが多いです。

また自治体によっては地元の金融機関と協力し利子補給するケースもあります。

フラット35

フラット35とは勤続年数や勤務形態が問われないので、比較的審査に通りやすくなっています。しかし金利が全期間固定金利のみで、変動金利や当初期間固定金利などがない為、他のローンより金利は高めになります。

また保証会社を利用していない為保証料が発生しないが、提供する金融機関によっては金利やサービスの内容に違いがあります。

省エネ性能・耐震性・バリアフリー性・耐久性などの性能基準を満たせば金利の引き下げが可能な*フラット35Sの申し込みも可能になります。(予算金額に達成すると受付が終了となるので注意)

返済方法には下記の元利均等返済と元金均等返済があります。

メリットデメリット
元利均等返済・返済額(元金+利息)が一定の為返済計画が立てやすい。
・元金均等返済に比べ、返済開始当初の返済額を少なくすることが出来る。
・同じ借入期間の場合、元金均等返済よりも総額返済額が多くなる。
・借入金残高の減りが遅い。
元金均等返済・返済額(元金+利息)は返済が進むにつれ少なくなっていく。
・元利均等返済に比べ、元金の減少が早いので同じ借入期間の場合、元利均等返済よりも総返済額は少なくなる。
・返済開始当初の返済額が最も高い為当初の返済負担が重くなる。
・借入時に必要な収入が高くなる。

返済方法は途中で変更が可能で、申請が通れば期間中に返済方法の変更が可能になります。

住宅ローンの返済額は1%異なるだけで数百万近く変わるので、わずかな金利の差が大きな返済額の差となります。

弊社ではローンのご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。