専門家が答える!住まいの相談室
お客様からいただいたリフォームに関する疑問や質問に『専門家』が回答します。
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リフォームとリノベーションとスケルトンリフォームの違いを教えて下さい
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リフォームとは老朽化した部分の入れ替え作業です。
リノベーションとは既存住宅に大規模な改修工事を加え、新たな機能や性能を付け加え価値を高めることです。
スケルトンリフォームとは構造躯体(骨組み=スケルトン)のみを残して全部作り変える工事方法です。
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築年数が古く、耐震強度が心配です。耐震リフォームでは、どういった補強工事を施工されますか?
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耐震診断を行い「地盤」「基礎の状態、構法」「壁の強度」「老朽化」などから、どういった耐震補強が必要なのか判断し、それを元に「壁の補強」「構造材交換」「耐震金物の設置」「基礎部の補強」などを行います。耐震診断の内容に関しましては以下をご参照ください。
様々な施工方法がありますが、具体的には壁の補強では耐力壁といったものを設置したり、建物の弱い部分つまり木材の接合部分に耐震金物で補強したりといった補強工事になります。あとは瓦屋根の場合は重心が重く、屋根の葺き替えをすることで耐震度がかなりアップします。
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耐震リフォームにて補助金を受けられるのは、どういった条件があるのでしょうか?
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建築基準法(1981年、昭和56年)の改正前に建てられた「木造戸建て住宅」が補助の対象になる場合が多いです。耐震補強工事の費用や耐震診断費用に関し一定の補助が受けられます。
耐震リフォームにて適用される補助金にはいくつか種類があります。お客さまにより使える補助金が異なりますので、弊社へご相談いただくのがスムーズだと思われます。
耐震診断の補助は比較的簡単に受けられますので、耐震診断を行う事をお薦めします。また耐震補強工事に関して、さらに条件があります。補助を受けられな事や、受けるまでに時間がかかることもありますので、注意が必要です。
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小規模なリフォーム工事を行う際には契約書は結ばないといけないのですか?
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軽微なリフォーム工事などでは、契約書を交わさないことなどでトラブルが多く発生しております。お客様が安心してリフォーム工事が行えるよう、契約書等、締結することをお薦めします。
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リフォーム工事に欠陥が見つかった時のための保険はありますか。
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リフォーム瑕疵保険があります。リフォーム業者が入る保険になり、リフォーム工事後の欠陥が見つかった場合に補助費用として事業者に保険金が支払われます。
工事中、工事完了時には、検査員(建築士)が現場検査を行いますので質の良い工事が確保されるといえるでしょう。
この保険に加入できるのは、建設業の許可が有り実績など審査された後に国土交通大臣が指定する保険法人に登録されたリフォーム業者になりますので、安心、信頼できるリフォーム業者を選ぶ基準になります。
弊社は国土交通大臣が指定する保険法人に登録しておりますのでご安心ください。